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物欲

  • 2017/12/12(火) 09:04:22

 急に金回りがよくなることがある。
そういった時にとにかく悩むのは、何を買うか。

 最も理想的な品物があるとしたら、
映画と小説の違い……あるいは、映画とマンガの違い……
といった、対比論でそのメディアを分析している本。

 こういった気の利いた本は、残念なことにあまりない。
これさえあれば、対比で見つけた隙間を分析しながら
ゲームシナリオとは何かにアプローチしていけるが……。

 では順当に構成術の本を買うかと思ったけど、
故・ブレイク・スナイダー氏、ロバート・マッキー氏の著作で
もういいかなと思った。

 他の人の本を色々と図書館で借りてみたけど、
触れた技巧が正当になる原則まで踏み込まずに
「これを使いましょう」と、これで終わることが多く、
あまり参考にならない場面が多くなってきた。

 何にしても、構成術は上二人の本を読めば
間違いはない……というか、恐らく翻訳されている本で
この両氏の本を上回るものは出ていないだろうし、
なかなか出ないだろう。

 そうそう、近々ロバート・マッキー氏の本をレビューしたい。
原則にかなり踏み込んでいる分、
噛み砕くのに時間がかかるけど……
とにかく有用だ、ということは保証できる。



 何を買うかについてだけど、色々と悩み、
もう少し貯めてCPUを買うことにした。
DTMを快適に行いたいのだ。

 ソケットがLGA1150なので損な気もするけど、
マザボ・メモリを新調しようとすると
貯めるのに時間がかかりすぎる。
新品もろもろ5万で済むところが、10万必要になるのだ!

 DTMを快適にするとは、要するに
「ゲーム音楽の製作を段取りよくしたい」ということで、
体験版を出した後に新調……というのは、バカバカしい。

 しかし「LGA1150なんてもう……」と思っていたけど
まさか定格4Ghzのものが出ていたとは。

 Pentium4が到達することのなかった……
いや……古すぎるか笑

 とにかく、お金を貯めてCPUクーラーもろとも新調したい。
Celeron G1840ではさすがにもう厳しいんだな、ということを
体感でも感じるし、調べてもわかった。

 そして、スレッド数という概念をようやく理解して
4倍のスレッド数を持つi7ってヤバイ!?って
ホント……今にして戦慄を覚えている笑



 そうそう、三島由紀夫の文章読本で
小説と劇・映画の違いにチラッと触れているよ、と
引用・参照しているブログを見て驚いた。

 小説は言語の抽象的な性質を扱っているので、
世界に対しての認識のしかたが異なってくる、と。

 これだ、と震えている。
いや、まだ漠然としか理解できていないけど、
知るべきことの方向性は
間違いなくここであったように思う。

 具体的な性質……表情・声を持つメディアは
そうでないものと、人間をつかむ時の指向性が違う。

 映画・ドラマは演じる人間が居るから、
もちろん役者の声があり、更に表情に寄れる。
これほど具体的なものがあるだろうか。

 対して、小説・戯曲は声がない。そして、表情もない。
恐らくこうだろう、というものは示すけど、
あくまでもそれは抽象的なところにある。

 ゲームにおいて、ADVが早い段階から存在したのは、
あるいは一世を風靡し、特定の業界を築いたのは、
これは偶然なのか、いや偶然ではないはず。



 早く早くに文章読本を読みたい。
抽象的な性質から何かに迫っていく人間の発想は
まず間違いなく血肉になる。

 まさかこんなところから啓示を得られるとは……!

 今思うのは、図書館さまさま……ということだ笑
他に気になっている本もついでに借りられる笑

 こうやって節約をしたり、物欲を解消していけば、
CPUを買える時期も早まるというもの。