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偉大なる先師

  • 2017/06/29(木) 07:12:16

 めちゃくちゃ驚いた。
ひょんな所から故・横井軍平氏が
ある国民的ゲームに関わっていたことを知った。

 氏の口からは何も出なかったのでノーマークだったけど
製作者の方から名前が出てきたので
不意をつかれたような気分だ笑

 いや、具体的にはどこまで
製作に関わったのかはわからないけど
ただ、その製作者にかなり影響を与えたこと、
(父親みたいな人とまで評されている)
その人と恐らく製作時にちょこちょこ会っていたであろうことを
昨日知り、大変驚いている。



 何というか……本当に……
偉大な人間ほど自分の功績というのを全く語らない。
これは恐らく古今東西、全く同じであると思う。

 もちろん自己満足で黙っているのではなく、
ある時期からは大体を後進のものにしている。
若手や業界が育っていくための糧にしたのだろう……!

 本来これらの業績を表に出すのは
弟子や後継の役割だけど、そういった人はあまり居ない。
少なくともゴリ押ししてくる人を見たことはない。

 もしも自分が実力や知名度を付けたならば、
生前にじっくり関わっていた弟子筋達に話を聞き、
何かしらの形にまとめあげたい。



 誰がやるにしても、とにかくこういった人物や働きは
絶対に表に出なければいけない。

 もちろん偉大なる先師への尊敬、
自分を活かしてくれた道を切り拓いてくれた恩義、
それもあるんだけど別の理由もちゃんとある。

 人間が育つのは、先達の発言や設計思想・作品に
影響を受けて、それに応えるというのがメインだろう。
自分一人の努力だとか思索はあくまでも
その上にないと、そこまでハマってはくれない。

 結局のところ、我私を飛び越えて
この業界、同業者、そしてプレイヤーの人々、
多くの人達のためになる。確実に。



 ……とは言っても、息巻いてもしょうがない。
今やるべきことはとにかく目の前のゲームを
きっちり作り上げるということ。

 素材を作っていくのはもちろんなんだけど、
シナリオって意味でも手触りって意味でも
ブレイクスルーが必要。

 他コンテンツとの差別化って意味での
ゲームシナリオというものが見えてきたし、
ようやっと方向性も掴めてきたけど
だからこその課題もまた見えてきた。

 とにかくこういう時は……
先人の書や言に学び、紙とペンに向き合うしかない。

 焦る気持ちは抑えて、溢れ出る瞬間を信じて
一滴一滴ためていこう。