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通用しないこと

  • 2016/07/10(日) 19:29:12

※ここ数日、眠気に襲われながら文章を打っているので
読みづらい文章が続いていて申し訳ない……。



 自分が面白みを感じないものは確実に通用しない。
色塗りをしながらそう感じた。

 いや、正確に言うと通用しないというよりも
「新しい何か」が要請されているのだと思う。

 自分自身の次へ進みたい欲求を
いかに素早くキャッチできるかは
恐らくとても大事なことなのだと思う……。



 具体的に何がどうダメだったかというと、
まずペン入れの時点でダメだった。

 自分の場合ペン入れをすると
一気に仕上がりのイメージがわからなくなる。

 ラフの段階ではある程度、こういう風に塗ろう
という見立てはあるんだけどそれが一気に迷子になる。



 そんなこんなで、塗り上げながら
アウトラインを決めるやりかたを採用した。
ちなみに厚塗りではないと思う。
厚塗りと言うには塗り上げの情報量が少なすぎる。

 で、今まで自分がやっていた
パーツごとにレイヤーを分ける、という方法論だと
アウトラインが他のパーツにかぶさるところが
非常に塗りづらい。

 かぶさるパーツを部分的に消して
アウトラインを決めた後に塗り直すと
若干の隙間ができて非常に気持ちが悪い。

 レイヤーを分けたまま隙間をなくすには
アウトラインを極太にするしかないのである。
これは個人的にはちょっときまりが悪い。



 考えられる対策として、レイヤーを
出来る限り結合していくというものがあるが、
ディテールの描き直しが非常にめんどくさい。

 特に秋鮭筆でぼんやり発光や焼きこみを
乗せていく過程で他のパーツに干渉する。
その度に描き直す必要があるため若干骨。



 どうしたものかと考えていた折、
ふとグリザイユ画法について思い出した。

 趣味程度にアナログで描いていた頃から
そういった技法があることは知っていたが、
あまり現代では使われていないイメージがあるため
「もう通用しない技術である」と思っていた。

 ただ、それはあくまでもアナログというか
西洋絵画のお話であって、
デジタルイラストレーションではどうなるかわからない。

 複数のレイヤーをあっちこっち行き来せずに
しかも微調整がしやすい塗り方があれば最高である。

 色々と調べるとグリザイユ画法は
そこら辺の要請にきっちりと応えてくれそうなので
とりあえず明日あたりからそれでやってみようと思う。

 ただし色を乗せる作業での不安が多少ある。
カラーレイヤー一発で済ませられそうに見えて
意図しない色になるという問題点があるという指摘があるし、
グラデーションマップを使わないと露骨にくすむ。



 まぁやってみないと何とも言えないことだろうから
まず明日グレースケールで描いてからだ。

 自分が着彩に求めていることに対して
見事に突破口を与えてくれる技法だとありがたい。

 もっとも「自分はこのやり方を極める」という
覚悟がない限りはどんな見事な方法論でも
その恩恵に授かることはできないだろうけど。

 逆に言うと、フィーリングがあえば
このやり方を徹底的に煮詰めていきたい。

 色々な理由はあるけど、デッサンのノリを
着彩に持っていけないかいつも悩んでいた。
グリザイユ使えばそれができそうだと思っている。



 話は変わるが、前回の記事に書いた小池一夫先生の件、
出版されている本を読んで少し深めている。

 新書の方はネットの内容と結構重複しているし
もう一歩踏み込んで欲しいというものも結構ある。
ミクが表紙の奴も多少は重複してはいるが
噛み砕くのに多少時間がいる感じが強い。

 色々と作品を作ってきて、雑に作っては
後々死にたくなるようなものしか出来上がらないと
学習したので、とにかくじっくり作りたい。

 ただ、今自分が考えているのは何を残すかであり、
残したものをどうやって補強するか。

 大事なのは一つのテーマ・目的に対して
どれだけシャープかということではないかと思う。
そこら辺はもう少し目が冴えてて
頭がスッキリしている時に文章にしたい。