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ラフ終わり~

  • 2015/08/30(日) 22:20:58


 最後の方の1コマ。まぁこの顔を基にキャラデザインにしようかな。
服装は若干詰めが甘いところがあるのでペン入れの時に……。
今回は全て着たままな感じになるだろう。
やっぱり全裸よりも半裸の方がエロいと思う。

 あと乱交はあんまりページを割かない。
乱交もののコマをあげておいて難ではあるけど……。



 とりあえず今日明日、8月中は細かいキャラデザインや
舞台の細かい設定を詰めてペン入れ・彩色の土台を作る予定。

 ちょこちょこキャラが固まっていないと言っていたのは真ん中。
両端の二人は固まっている……というか、
続編を作るとしたら両端の二人で作ることになるだろう。

 まぁ今日明日は真ん中のキャラデザインと
敵役の細かい衣装デザインを考える日になるだろうな……。



 あと、もしかしたら数日中にネットが止まるかもしれない。
更新がしばらく止まったら察してほしい……。
ただ作業そのものは続いているから心配無用。

あ~~~~楽し

  • 2015/08/30(日) 00:40:01

 体が重いがそれはさておき、
眼の描き方を模索しながらラフをちょこちょこ直し中。
全然うまくはいかないが、面白い。

 目は口ほどにものを言う、というように、
眼の描き方を刷新するだけでクオリティが
何段も上がったように思える……。

 とは言っても、大きく変えるのには時間が足りないので、
今回はマイナーチェンジに留まるとは思うけど。
それでも全然自分の中での満足感が違う。

 ちょっと絵柄というか、表情がまだうまく固まらないので
途中経過をまだ上げられないことを心苦しく思うが、
まぁもう数日中には上げられるかと……。



 ただ、今回はサンプルとしてアップロードする範囲を
がっつり増やすつもりなので(表紙・扉コミ51Pの内27、8Pほど)
楽しんでもらえるかと……。方向性は今までと全く違うけど。

 ちなみに、体験版を多くするのは懲罰的な意味合いというか、
お詫び的な意味合いもあるかもしれないが、
それより大きいのはやはり打って出たいというところが大きい。

 技術・知名度ともに低いサークルが
勝負に出ようとするとどうしても体験版は大切になるだろう。
デフレ且つ飽和状態の市場で一つぬきんでるためには
どうしても勝負に出なければいけない。

 さすがに全部無料という訳にはいかないが、
「えっこんなに!?」というぐらい上げていく必要があるだろう。

 具体的な内容としては、導入と1キャラのエロシーンに加えて
次のキャラへの導入、というのを体験版の内容にする。

 やはりエロシーンのあるなしは買うかどうかの参考としては
とても大事なことだと思うので……。



 しかし自分なりの方向性が見えてくると
何にしても描く際の意識が散漫になりづらくなる。
人物の模写にしても楽しさや吸収すべきものが見えてくる。

 袁藤沖人氏への感謝は決して忘れてはならないだろう……。
いつか恩返しの一つでもしたいよなぁと思うが、
向こうからしたら全く面識のない人物に感謝されるのって
正直どうなのかなぁと思う笑

 ……まずはとにかく上手くなること!
氏の作品を並べながら作画の参考にしつつ、
自分自身の作品を作っていけば……まぁうまくなるだろ……。



 全く話は変わるのだが、自分が描きたい人物像やら
キャラの方向性を考えると、ギャグマンガのネタが浮かんでくる。
取り扱う人物像が人物像なので一般向きではやりづらいが
この作品が終わり次第4コマで始めるのもアリかなぁ……。

この人だ……

  • 2015/08/28(金) 02:18:28

 兼ねてより、自分の中で絵の規範なる人を探していたが
昨日、袁藤沖人氏、この人しかいないと感じた。
氏は大槍葦人氏のフォロワーと言えば
大体絵柄の方向性はわかるのではないかと思う。

 特に好きなのが目の描き方から始まる
線に対しての感性。抜群を通り越している。

 そんなこんなで自分は今日より袁藤沖人氏の
フォロワーを自称したいと思う。
ちょっとは見れるようになってからと思ったが
こういうことは早い内から言った方が励みになるだろう。



 氏の線を見ているとなんとなく山田章博氏を
思い出すなと思っていたら、twitterにて
ロードス島戦記をガチで読み込んでいたと呟いていたので
少し嬉しくなった。ちなみに自分はMYSTIC ARCにて感動した口。

 いや、基本的にtwitterは時間的な意味で見ないんだけど
模写・トレスを繰り返せば繰り返すほど
「この人どうやって描いているんだろう」と疑問が湧いてくる。
特にまつ毛・黒髪のベタの類。

 そんなこんなでtwitterにてペン入れの動画なり
ペン入れの情報なりを公開してくれてるかな~と期待したが
……丸ペンを使っているということは掴めた。

 で、まつ毛は白抜きでアウトラインを大体取った後に
なんか上手い具合にやってるんだろうな……

 あ~アシスタントになりてぇけどなりたくねぇ~……
何かtwitter見てたら沖人氏自身が
大槍氏に憧れてLittlewitchに入ったのかな、と
思うようなつぶやきがあった。



 12月15日の袁藤沖人氏のツイート
絵描きの10~20代は目標や憧れに向かって邁進出来るけど30前後になると掘下げるへのモチベーションの転換期が来る気がする、例えば技術・拘り・フェティシズム等でそれが無いと衝動が下降気味になってしまうのかも、モチベーションは湧いて出る物ではなく自分で餌を与えて育てるものだと思う



 氏も必死に大槍氏の元で修行をしたのではないかと伺える。
自分もまた沖人氏の元にて修行をしたいと思うが
要求レベル絶対高いだろうなぁ~……へへへ……。

 正直イラストレーター肌ではないしチンカスのような
背景しか描けないためアカン。



 まぁ……ペン入れは丸ペンで行っていること、
まつ毛は白抜きから展開させていることがわかっただけで
かなりの収穫なのではないかと思う。

 あと、毛にまつわるベタは筆を使っているだろう……。
それと瞳。ただ、一番外側はどうしているのか……。
いや、これは粗めのタッチで線を引いて
上からホワイトをちょこちょこ入れているのではないか。
でも明らかにそれでは説明できないのもあるしなぁ……。

 ……まぁ考えは色々とあるけど
模写・トレスをやってみれば掴めることか……。



 あ~~~~でも明確にこの人だ!というのが決まると
全然気持ちが楽というか、すっきりする!
人と比べることよりも目標との差が一大事になるから。

 しかしペン入れ前に発見できてよかった。
ペン入れが始まると途中変更が効かないから
大惨事になるところだった……。

 ペン入れを始めるまでにとっかかりだけでも掴みたいが、
一朝一夕で身に付くものでもないし
とりあえずできる範囲でやれることをやるべきだろう……。
目下、目の描き方に若干の修正を入れていく。

遅れてる

  • 2015/08/27(木) 02:30:01

 ジャン読んでたら遅れた……面白すぎだろこの漫画……。
あと五番町霧子ちゃんかわいすぎだろこれ……。
真っ直ぐなところが本当に好き。

 こういうタイプって主役級としてはベタなんだけど
(作中では主人公ではなくライバルキャラである)
他のキャラとの組み合わせ方の妙で
個性派のタイプに見えるのがすごい面白い。

 しかしイラストレーター的な絵のうまさと
漫画家的な絵のうまさってまた別だなと感じた。

 どちらがいいとか、単純な技量だとかではなく、
完成品や演出できるものが全然違ってくるという意味で。
山田章博氏あたりは前者の好例なのではないかと思う……。



 自分はどちらのうまさを追求していくべきだろうか。
いや、自分なりの答えは決まっているんだけど笑

 絵とシナリオを組み合わせるのであれば、
言うまでもなく後者を伸ばしていく方が自分のためになるだろう。

 あと……手数。手数をひたすら増やすのが大事。
特に、マンガなりゲームなりと、作業量が膨大になるものを
作りたいと思っているので、手数はとても大事である。

 とりあえずスピードを上げる方法論を調べるか……。
30秒ドローイングって昔流行ったけど、どうなんだろうか……。

メランコリーな気分

  • 2015/08/25(火) 20:52:56

 別に何も失っていないのに大切なものを失った気分である。
学生の頃はこういう気分の時は多かったが、
大人になってからこんな感じになったのは珍しい。

 こういう時の対処法とはどういったものだろうか。
結局作品にとりかかるのが一番なのかもしれないが、
イヤにさみしさを感じる。

 ぼちぼち恋人の一人でも作った方がいいのかもしれない。
とは言っても、自分の場合恋人を作ったら作ったで
確実にそっちに溺れるので危ない。
ついでに言うと鮮烈な出会いもないし。

 あ^~かわいいショタか男の娘出てきてくれ^~



 あと、恐らく今日でラフが終わる。
これからは背景・表情・服装を整えながらペン入れ。

バカみたいに

  • 2015/08/24(月) 18:01:10

 バカみたいにうまい「線」を描く人に出会いたい……。
「線画」がうまい人で検索するとどうにもこうにも
原画的なうまさも当然加味される。

 いや、当然線画がうまい人も参考になるし
ひたすらそういう人を目指して練習したいものだが、
革新的というか、そういう「線」を追求している人を発見したい。

 現状、描きたいものが非常にはっきりしないというか、
かなり危うい状況である。

 漫画家が連載を通してうまくなるケースと
ならないケースがあるが、個人的にあれは
目標となる絵があるかどうかが一番大きいと思う。

 自分は絵が下手だ下手だ、と思っているが、
それは目標をもたず同じところをグルグルと
まわっているからである。そりゃ下手なままだ。



 しかし塗りが進化していくと
「線画は最低限できていれば問題ないよね」という感じの
意見があった。実際的にギャルゲーはそういうものが多い。

 漫画でもトーンワークが複雑化していて、
単純な線へのこだわりよりも、塗りへのこだわりが
上手い下手の要点になっている気がする……。

 だからこそ「これは!」という人を探すのは難しい。



 何か変にかぶれてアーティスティックになるのは
絶対イヤだし、さてどう探したものか……。

 まぁ最初は「上手いな」と思った人の線を
ひたすらパクっていくのが吉か。

 やっぱりこういうのって、自分自身の技術を
きちんと整えていかないと理解できないところも多いしね。

愕然……

  • 2015/08/21(金) 20:32:29

 昨日から再びエンジンがかかってきたかと思ったら
今日起きたときからめちゃくちゃ親指の付け根が痛ぇ……
でもとりあえず軌道に乗っかったので良し。

 今回の作品は、3人分のエロシーンを詰め込むことになるが
(一応乱交も多少はある。)
あるキャラクタのエロシーンはこれでいいのかなと思っていた。

 悪堕ちもので逆レイプ気味というか、
そういうものを詰め込むのはどうなの?と感じていたのだ。
正直なところ、かなりお気に入りのキャラなので、
無意識的に手加減をしていたのではないかと思っていた。

 が、いざ描き始めたらなんだかんだ
結構いい雰囲気だったので一安心といったところか。

 そういえばネームを切る段階では、
誰がお気に入りとかそういうのはなかったし、
やっぱり関係はないのだろうか……。



 とりあえず今月中に何とか線画を仕上げたい……。
ペン入れを9月までに終了させられれば御の字。

 とは言っても、今月異常にゴタゴタしているので
多少オーバーするのもやむなしか、とは思っている。
焦って背景スカスカにしたり線画ブレブレなものを作っても
どうしようもないので。

 来月こそは落ち着きたい……。



 話は変わるが、ショタものというか、男の娘ものというか、
そういう作品をいつか作りたいよなぁと思う。

 男の娘ならではの精神的な変遷というか、
そこら辺を作っていけたら最高である。
なかなかそういうものには巡り合えない……。

 しかし考えれば考えるほど難しい。
ある意味では男女の精神の差みたいなものに
迫る必要が出てくるだろう。

 でもそんなもの本当にあるのだろうかとも思う。

 まぁ、今回の売り上げでは到底1年越せないよ、
という時には選択肢として挙げよう……。

発見伝・才遊記読了

  • 2015/08/19(水) 23:58:30

 いい漫画だった……。

 正直ネタバレコミコミでないと評価ができないので
ここでは書けることが非常に少ないが、
出先で読んで終わりっという感じで終わりにしたくない
……早い話が手元に置きたいと思った。

 ちなみに、こう思った漫画はここ数年では存在しない。
いや、もしかしたら初めてかもしれない。

 確かに発見伝は連載の性質上、ほぼ確実に
水増し、後付けだろうなと思えるエピソードは多かった。
しかしそれを補って余りある魅力があった。

 ……どこまでがネタバレになるかわからないが、
どうしてもこれは言わないといけないという部分がある。
もしも前情報なしで読みたいという方は
タブをクローズしてもらった方がいいだろう。



 で、どうしても言わないといけない部分とは、
主人公がちゃんと自分の中に原点と言えるラーメンがある、
それを発見してラストにつながる、ということである。
これは非常に大切である。

 時代に合わせて作品を変える、というのと
客の言い分に振り回されて作品を変えていく、
というのはほぼワンタッチの差と言ってもいい。

 その差は自分の中に原点というものがあるか、
言い換えると、軸たりえる存在の有無に関わってくる。

 最後の最後で主人公が自分の原点を見つける、というのは
構成上非常にドラマチックでありながら、
これ以上ないほどモノづくりの勘所を押さえている。

 結局のところ、自分の中に「これだ!」というものを
持たない人間は進歩もできなければ変容もできない。
流行に流される以外に選択肢は出てこないのである。



 作る側としてでは実感に欠けるかもしれないが、
逆に評価する側に立てば非常に良くわかることだろう。

 例えばゲームのテンポの遅い早い、セリフの多い少ない、
演出が渋いか豪華か、これは自分の中に基準となる
作品がなければ何を基に判断しなければいけないのか。

 それは自分の感覚と他人の評価しか拠り所がない。
後者はまぁさておき、前者は非常に厄介である。
これは非常に不安定であるからだ。

 評価・評論する側は適当でいい。責任などあってないから。
しかし、何かを提供する側に立つとしたら
「昨日はダメに感じたけど、今日は良く感じる、はて」と
なったら非常に困る。この手の輩は
一時は時を掴んでもすぐに手放すハメになるだろう。

 それは何故か。それは
「その時の感覚がたまたま時代性にヒットしたから」
つまるところ、まぐれ当たりだからである。

 本当に超極稀、超超超超超超極稀に
感覚が時代と共に変容していく人間もいるが、
やはり若いうちは良くても年をとるとダメになる。
なぜなら時代が流れればもっと先鋭的な感覚を持つ
若手が台頭してくるからである。

 そういった理由で、最後の最後に主人公が
自分の基準足り得るラーメンを再発見して、
大団円のラストに繋がる、というのが素晴らしい。

 そのラストも普通のマンガにはない含蓄があるのだが、
それはネタバレコミのページを作るときがあれば
載せることとしたい……。



 で、才遊記の方だけど、キャラ性ではこちらが上に思う。
ハゲの会社に入社したクセの強い新人が主人公なのだが、
必然的に「ライバルとしてのハゲ」という側面から
「上司としてのハゲ」が描かれるのだが、これがいい。

 もともと発見伝でかなり好きなキャラクタだっただけに
こういった描き方をされると弱い。

 また憎いのが、主人公がどんどん精神的に
たくましく、タフになっていくのを描けている。

 最初の方はこれはどうなんだ、と思う主人公に、
いつの間にか頑張って欲しいと思っている自分がいるのだ。

 これは脇を固めるキャラクタにも同じことが言えて
最初の頃はなんだかな~って思うキャラを
最終的にはめちゃくちゃ好きになってる。



 ただ、主人公の職人としての成長、という意味では
やはり発見伝の方が上かなとも思う。
つまるところ、ドラマ性では若干見劣りする。

 どうしてもコンサルタント会社という特性上
「店舗」に関する理詰めの話がメインになってしまう。

 個人的に嫌いではないし、むしろかなり楽しめたけど、
発見伝と比べると……という感じである。
これは80点だったが、向こうが90点、みたいなものだ。

 しかし先ほども言ったように、キャラクタ性では
なんだかんだこちらの方がいいかなと……。

 発見伝の主人公って、ありきたりと言えばありきたりだし、
職人としての成長を描けても人間としての成長は
あまり描けたようには思えなかったので……。

 でもヒロインの佐倉さんはとても良かった。
発見伝の女性陣は悪い意味でクセが強いが、
むしろ正ヒロインを引き立てるためだったのかな、と
今書きながら改めて思った。



 あと……いや、これは触れるだけでも
ネタバレになる恐れがある要素なので、
兎にも角にも発見伝を先に読んで、才遊記と読んで欲しい。

 多分通しで全部読んだら言わんとしていることが大体わかる。
そもそも登場キャラクタが発見伝のものを
結構引き継いでいるので尚更である。

 才遊記ではハゲが味方側だったので、
あまり尖った側面を見れなかったが、
再び発見伝を読むことになったらあのハゲを見られるだろう。
その時を楽しみにして、また作品制作に励みたい。

 ちなみに、才遊記でハゲが最も尖っていた部分は、
部下……まぁ主人公が泣いている時に
「こいつの泣きっ面がこんなに気持ちいいとは…!!」と
邪悪に笑うシーンだと思う笑

 これは本当演出として非常にうまいと思った。
いくらでも感動的なシーンとして描けるのに、
あえて主人公のコミカルさを押す大胆さにびっくりした笑

 ハゲの方もいい。恐らく発見伝連載中にハゲ人気が高まって
才遊記ということになったのかもしれないが、
人気キャラクタの軸をぶれることなく描けるこの豪気さよ!

 どうしてもハゲが部下を激励するというくだりに
してしまいがちなのである。人気キャラだけに正の側面を
どうしても描きたくなるところをぐっと抑えている。
ここが本当に素晴らしかった。



 ちなみに蛇足だが、これを先鋭化させていくと、
好きなキャラをメタクソにいじっていく彩花みんスタイルになる
(正の側面を描くのを抑えるのではなく、
負の側面をガリガリ描いていくストロングスタイル)
……のかもしれない。

 赤ずきんチャチャはリーヤがチャチャにバカ犬と呼ばれてこそ
本当の赤ずきんチャチャとなるものだと思っている。
最初2・3巻はほぼエンジンの暖めと言ってもいいだろう……。

 Nの方も楽しみにしているが、まだエンジンが
完璧にはかかりきっていないように見える。
それでも「この人ヤバイな」と思わせるくだりがあったのも事実。
そういえば2巻が今年5月に発売されたし買ってみるか……。

この漫画ええわ……

  • 2015/08/19(水) 00:02:48

 最近某所でちょこちょこ話題になっているから
ラーメン発見伝をちらっと読んだ。

 全部読んだ訳ではないから断定はできないが、
これは自分の中で久々にスマッシュヒットな漫画の予感。
(連載開始は2000年)

 一応は料理漫画という体裁だけど、
いかにその料理がうまいか、ということよりも
理想のラーメンを追求することによる「様々な向上」を
話の主眼に置いているのが素晴らしい。

 そして何よりも「ラーメン」を取り上げたのがいい。

 また、重要なことではあるが、この漫画は
いかにそのラーメンがうまいかということに
あまり紙面を割かないような印象を覚える。

 最近グルメ漫画がひそやかにブームではあるが
メインは「料理のうまさを伝える」が主眼のものが多い
……気がする。
これは大きな分水嶺なので注意されたし。

 個人的な見解ではあるが、料理がどううまいか、
ということを主軸に据えると限界があるように思う。
それはここ最近のラインナップを見ればわかるだろう。

 結局のところ少し変わったモチーフを取り扱ったり
萌えやエロと混ぜたり、あるいは奇抜なリアクションを
とらせたり……と、蛇足を重ねてコンテンツの寿命を
先延ばしにしているに過ぎないように見える。



 まぁそれはさておき、ラーメン発見伝の卓越性について。

 理想のラーメンを追求していくそれぞれの店主がいて、
各個障害につまづいているところを主人公達が解決する……
という、型そのものは旧来の形式である。

 また、芹沢というハゲのキャラクターとの対決、
というのもまた鉄板ではある。

 何が素晴らしいか、ということなのだが、
それぞれの障害、あるいは理想とのギャップというのが
非常に普遍的な場合が多いのである。

 最高のものを出しているのに客がそれを理解できなかったり
客の言い分に左右されて自分自身の味を見失ったり
時間が経過して今までわかっていたことを見失ったり……

 正直なところ、かなり身につまされるエピソードが多い。



 特にラーメンを題材にしたところが素晴らしいというのは、
5巻のある人物のセリフに非常によく出ている。
細かいくだりは割愛するが、

「邪道だろうがなんだろうが、
うまけりゃ官軍なんだからよ
ラーメンは!!」

 というセリフにラーメンを使った卓越性があらわれている。

 どうしても寿司等伝統的な料理を扱うと
「伝統の上にきちんと新しさを載せられているか」が際立つ。
無論それに反すると非常に滑稽な話になってしまう。

 また、それだけではなく、時代性、あるいは
その時代に真に求められるものこそが必要なのか、
というのはラーメンでないとなかなか争点になりづらい。
(したとしても、空論やこじつけに終わる場合が少なくない。)

 寿司漫画であると
「こういった伝統的なことを若い子ができるなんて」
というくだりをついつい入れてしまいたくなるところだが
やはりそれはどこか世間離れしているように思う。

 変わってはいけないところは当然あるが、
変えていかないといけないところも重みは同じである。
どちらかに偏りすぎてはいけない。



 それだけでなく料理としては良くても
店・商売という形式ではどうなのかということを扱ったり
この漫画は非常に「現実的」な問題を突き付けてくる。

 ある意味では、芹沢(ハゲ)が自分の理想であり
実際的にも素晴らしいおいしさのラーメンを出したが
それは多くの客には理解できなかった、という話が
端的にあらわしているのではないだろうか。



 で、何でこんなにべた褒めしているかというと、
これは全く絵描きにも共通する問題が多いからである。
ましてや「抜けるものこそ正義」というエロの世界であれば
これ以上ないほど共通してくるものばかり。

 特に素晴らしいと思ったのは、何度も言うように
「その時代に則しているか」ということが争点になるところ。

 昔よく親に言われたことだが、昔の名作を見るのもいいが
絶対に現在の作品も見ろ、ということが今になってわかる。

 客の好みというのは市場の流行や、
その流行が与える嗜好の変化で非常に流動的なものである。

 単純に、今の時代が求めている思想性を感じろだとか
そういった高尚なことに留まることではなかった。

 例えば、80年代90年代では考えられなかったグロ表現は
今では当然のように扱われるようになっているし、
むしろそういったものを好む層も少なからず出てきている。

 そこまで極端でなくとも、作品全体のテンポ、スピード感、
あるいは展開の素早さというのは段違いで今の方が早い。

 これはクリエイターに限らないことである。
会社の経営だろうがなんだろうが、時代を見なければならない。
その変化や対応を誤った人間や組織は簡単に没落する。



 あと印象深いのがハゲの芹沢と主人公の関係性である。
ハゲが自分を高めるために主人公と競い合う
(というような感じで現状言われている)のが印象深い。

 やはりライバルという存在は偉大なもので、
そういった存在との戦いこそが自分をより高めてくれる。
それをきちんと描いているのが良い。

 既存のものは「強者が弱者にアドバイス」という
一方方向に終わるものが多いだけに新鮮であるし、
成長というものをよくよく観察しているよなぁと思う。



 うまく統括することができないが、
ラーメン発見伝は本当に素晴らしい漫画かもしれない。
明日はちょっとネットカフェに行って全巻一気読みしたい。

  また、らーめん才遊記という続編?スピンオフ?も
出ているようなのでこれも楽しみである。
キャプチャを見ると作画が若干西森博之先生を思い出すが
自分だけだろうか……笑
今日から俺は!!のギャグパート本当に好きだったな……笑

エンジンを再び

  • 2015/08/17(月) 18:57:03

 エンジンを再びかけなければいけない……。
やはりしばらく作業から離れる日があるといかん。
気持ちを立ち上げるのに非常に労力がかかる。

 あ~しかし作りたいものがドンドン浮かんでくるのが辛い。
いや何が辛いってパパパッと製作が終わるものではなく、
場合によっては連載形式をとる必要があるものだったり
とにかく時間がかかるものばかり思いつくのだ。

 尚、ゲームかマンガかという括りは飛び越えている。

 でもやっぱり次作りたいのはゲームだし、
今考えているシナリオももっとうまくやれば
ゲーム用に作ることができるのかなぁ……。

 なんだかんだ、表情やカットを逐一作ることができるって
演出上非常に有利だよなぁ……。